【月のパワスポ】月の守り神、ウサギがいる神社!?浦和のツキノミヤ神社に潜入してきたぞ!の巻。
こんにちは。さすらいの星よみライターAYAKOです。
どっか月にまつわるパワースポット的な場所はないかなぁーなんて最近調べてたんですけど(ネタ探し)。
ピンときました!
我が地元、埼玉県の浦和にある「つきのみや様」。
名前に「ツキ」がつくし、狛犬ならぬ狛ウサギがいるし。
これはもう月のパワスポ認定間違いなしの場所!
浦和のツキノミヤ様とは!?
地元では「つきのみや様」の愛称で呼ばれていますが、正式なお名前は「調神社(つきじんじゃ)」。
さいたま県浦和市、JR浦和駅から約500メートルほどのところにあります。
御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊宇気姫命(とようけびめのみこと)、素盞嗚尊(すさのおのみこと)の三柱。
「調神社(つきじんじゃ)」の名前の由来は、みんなが歴史の授業で学んだアレです。
お上に捧げる貢物、「租・調・庸(そ・ちょう・よう)」の調!
調神社(つきじんじゃ)は伊勢神宮に奉納するための関東一円の初穂米を集める倉庫的な役割も果たしていたのだとか。
というわけで、貢物を運びだすのに邪魔になるから、調神社には鳥居がないの。
中世の日本では「調」の漢字は「つき」と読んでいたみたいですよ。だから調神社と書いて「つきじんじゃ」と呼ぶんですね。
さて、浦和の調神社の名前の由来はわかったね。え?じゃあ全然「月」とは関係ないやん?って思った?
いやいやいや。ちゃーんとお空に浮かぶお月様とも関係あるんですよ。これが。
調神社と月の関係はいかに!?
昔々、満ちては欠けて形を夜ごとに変える月は、畏敬の念をいだく存在として扱われてました。
中世には月を詠む和歌がたくさん生まれましたね。
そんな神々しい月を敬う「月待ち信仰」という民間信仰が広まっていったのもそのころ。
調神社も「月」と同じ読み方だったことから、そんな月待ち信仰に結びついたんですね。
調神社は江戸時代には月読社とも呼ばれ、月神の使い、ウサギの彫刻や狛ウサギが置かれるようになったのだとか。
調神社の入り口にある灯籠にも、ちゃーんと三日月の図形が。
というわけで、調神社は最初から月信仰に結びついていたわけでなく。名前から「月の神社」になったんですね。
手水舎にもウサギちゃん。
瞳孔開きっぱなしのウサギちゃんの口から流れ続ける水。けっこうシュールです。
池にもウサギちゃん。
絵馬もウサギちゃん。
なんか、シンフォギアのLIVEがどうのって願いが書かれた絵馬が多かったんだけど、なに?ここ聖地なの?
御朱印にもウサギのハンコを押してもらえます!かわいい!
ちなみに、こちらはなかなか硬派な神社のため、仏教寺の御朱印帳には御朱印を書いてもらえないので要注意!お寺で頂いた御朱印が書かれている御朱印帳もNGでしょう。お寺の御朱印と神社の御朱印は分けたほうがいいみたいですね。
調神社では毎年12月12日には、「十二日まち(じゅうにんちまち)」という大歳市祭が開催されます。ズラッと縁日の屋台が並び、また商売繁盛の熊手が販売される非常に活気のあるお祭りですよ。
こちらがその熊手。
さてさて、次回はどこの月のパワスポに行こうかな?
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