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アーユルヴェーダで自然によりそう暮らしを【アーユルヴェーダの基礎知識:3つのドーシャ】

 







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以前、「アーユルヴェーダ的 月との暮らし」という記事を紹介しました。

以前紹介したように、アーユルヴェーダではこの世に存在するすべてのものは五大元素でできていると言われており、人間の身体はもちろんのこと、あらゆるものが天体の影響を受けて生きていると考えられているんですよ!

私たちは宇宙の中で生きている。その事実を受け入れて、心身のバランスを取りながら生きていくことが、忙しい現代の私たちにも役立ちます!

アーユルヴェーダは5000年前からある医学ですが、現代人の私たちにも必要な知恵がつまっています。

具体的に暮らしにどのように取り入れていくといいかを、お伝えするため、まずは自然によりそう暮らしのために覚えておいて欲しい、アーユルヴェーダの基礎知識をご紹介します!!

 

アーユルヴェーダとは何か

アーユルヴェーダとは、インドの伝統医学です。

AYUR(生命)+VEDA(科学・智慧)=生命の科学

と呼ばれている世界三大医学のひとつです。

日本では、アーユルヴェーダはマッサージというイメージが強く、エステのような存在になっています。

これは、日本の医学ではアーユルヴェーダの処置が医療行為としては認められていないものが多いため、マッサージのようなことしかできないという実情も関係しているんですね。

インドでは、今でもアーユルヴェーダは実際に身体の不調をととのえるための治療が行われていて、日本のように西洋医学の反対側にある代替医療という認識ではなく、それぞれの医学に得意分野があると認識されています。

西洋医学は症状に対して治療を行う対症療法がメインですが、アーユルヴェーダは生まれ持った体質、現在の心の状態や普段の生活習慣、遺伝的要素など、全体からその症状が出た原因は何かを探ることから始めます。

症状だけにとどまらず、心や身体、全体を診て治療をしていくんですよ。

 

アーユルヴェーダにおける健康とは

アーユルヴェーダにおける健康とは、エネルギーのバランスが取れていること

アーユルヴェーダに興味のある人は、ヴァータ、ピッタ、カパ(カファ)という言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。

これは、ドーシャと呼ばれるもので、目に見えるものではなく中医学で言う「気」と同じようなものです。エネルギーのバランスを取るために、知っておかねばならない概念が、ドーシャです。

これらは、人が生まれながらに持っているもので、どれかひとつだけ持ってるのではなく、誰もがすべてのドーシャを持って生まれてきます。

生まれながらの体質をプラクリティと言い、3つのドーシャのバランスは人それぞれでみんな違います。

人は環境や生活習慣、食べ物などに影響され、そのドーシャのバランスは変化しています。それをヴィクリティといいます。

 

3つのドーシャとは

ここで3つのドーシャについて簡単に説明します。
3つのドーシャは、身体のドーシャ(ボディリドーシャ)と呼ばれ、5つの元素の組み合わせで成り立っています。
アーユルヴェーダでは、各ドーシャをバランスさせることが、心身の健康には欠かせないと考えます。

この3つのドーシャ以外にも精神のドーシャ(メンタルドーシャ)心の3つの質(トリグナ)などがあるのですが、まずは基本の「き」としてこの3つのドーシャを覚えておくといいでしょう。

○VATA ヴァータ

五大元素:風・空
作用:運動・運搬・伝達
性質:軽・動・速・冷・乾燥

風と空(くう)が結びついたものがヴァータ。空は空間の空です。空間があることにより、風も吹き、ものも動くことができます。
ヴァータのバランスが良いときは、直感力・想像力にすぐれ、フットワークよく物事をこなします。バランスが崩れると、不安や心配が大きくなる傾向にあります。

○PITTA ピッタ

五大元素:火・水  ※水を入れないとする考え方もあります
作用:変換・消化・代謝
性質:熱・鋭・軽・液・微油

火と水が結びついたものがピッタ。様々なものの形を変換させる作用があります。
ピッタのバランスが良いときは、情熱的・知的で機敏、集中力もあり理論的になります。バランスが崩れると、イライラして批判的になったり、怒りっぽくなる傾向があります。

○KAPHA カパ(カファ)

五大元素:水・地
作用:結合・構造、体力、免疫力の維持
性質:重・油・遅・冷・安定

地と水が結びついたものがカパ。結びついて構造を作り、維持します。
カパのバランスが良いときは、穏やかで落ち着いた状態になり、バランスが崩れると怠惰になり、ため込みがちになります。

 

まとめ

今回はアーユルヴェーダの基礎知識として、3つのドーシャについてお届けしました。

エネルギーというと、なんだかちょっとわかりにくいと思われるかもしれませんが、自然の流れをイメージすると理解しやすいと思います。

もっと深く知りたい方にオススメの本はこちら。

 

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