アーユルヴェーダで自然によりそう暮らしを【アーユルヴェーダの基礎知識:3つのドーシャ】




月との暮らし楽しんでいますか。
以前、「アーユルヴェーダ的 月との暮らし」という記事を紹介しました。

アーユルヴェーダ的 月との暮らし

2017.12.01

以前紹介したように、アーユルヴェーダでは「この世に存在するすべてのものは五大元素でできている」と言われており、人間の身体はもちろんのこと、あらゆるものが天体の影響を受けて生きていると考えます。

私たちは宇宙の中で生きている。その事実を受け入れて、心身のバランスを取りながら生きていくことが、忙しい現代の私たちにも役立ちますよということを、前回お伝えしました。

アーユルヴェーダは5000年前からある医学ですが、現代人の私たちにも必要な知恵がつまっています。
具体的に暮らしにどのように取り入れていくといいかを、これから少しずつお伝えしたいと思います。

まずは自然によりそう暮らしのために覚えておいて欲しい、アーユルヴェーダの基礎知識をご紹介します。

アーユルヴェーダとは何か

アーユルヴェーダとは、インドの伝統医学です。
AYUR(生命)+VEDA(科学・智慧)=生命の科学と呼ばれている世界三大医学のひとつです。
日本では、アーユルヴェーダはマッサージというイメージが強く、エステのような存在になっています。

これは、日本の医学ではアーユルヴェーダの処置が医療行為としては認められていないものが多いため、マッサージのようなことしかできないという実情も関係しています。

インドでは、今でもアーユルヴェーダは西洋医学と同様に治療が行われていて、西洋医学の反対側にある医学という認識ではなく、それぞれの医学に得意分野があると認識されています。

西洋医学は症状に対して治療を行う対症療法がメインですが、アーユルヴェーダは生まれ持った体質、現在の心の状態や普段の生活習慣、遺伝的要素など、全体からその症状が出た原因は何かを探ることから始めます。
症状だけにとどまらず、心や身体、全体を診て治療をしていきます。

アーユルヴェーダにおける健康とは

アーユルヴェーダにおける健康とは、エネルギーのバランスが取れていること。
アーユルヴェーダに興味のある人は、ヴァータ、ピッタ、カパという言葉を聞いたことがあるかもしれません。

これは、ドーシャと呼ばれるもので、目に見えるものではなく中医学で言う「気」と同じです。エネルギーのバランスを取るために、知っておかねばならない概念が、ドーシャです。

これらは、人が生まれながらに持っているもので、どれかひとつだけ持ってるのではなく、誰もがすべてのドーシャを持って生まれてきます。

生まれながらの体質をプラクリティと言い、3つのドーシャのバランスは人それぞれでみんな違います。
人は環境や生活習慣、食べ物などに影響され、そのドーシャのバランスは変化しています。それをヴィクリティといいます。

3つのドーシャとは

ここで3つのドーシャについて簡単に説明します。
3つのドーシャは、身体のドーシャ(ボディリドーシャ)と呼ばれ、5つの元素の組み合わせで成り立っています。
アーユルヴェーダでは、各ドーシャをバランスさせることが、心身の健康には欠かせないと考えます。

この3つのドーシャ以外にも精神のドーシャ(メンタルドーシャ)心の3つの質(トリグナ)などがあるのですが、まずは基本の「き」としてこの3つのドーシャを覚えておくといいでしょう。

○VATA ヴァータ
五大元素:風・空
作用:運動・運搬・伝達
性質:軽・動・速・冷・乾燥

風と空(くう)が結びついたものがヴァータ。空は空間の空です。空間があることにより、風も吹き、ものも動くことができます。
ヴァータのバランスが良いときは、直感力・想像力にすぐれ、フットワークよく物事をこなします。バランスが崩れると、不安や心配が大きくなる傾向にあります。

○PITTA ピッタ
五大元素:火・水  ※水を入れないとする考え方もあります
作用:変換・消化・代謝
性質:熱・鋭・軽・液・微油

火と水が結びついたものがピッタ。様々なものの形を変換させる作用があります。
ピッタのバランスが良いときは、情熱的・知的で機敏、集中力もあり理論的になります。バランスが崩れると、イライラして批判的になったり、怒りっぽくなる傾向があります。

○KAPHA カパ(カファ)
五大元素:水・地
作用:結合・構造、体力、免疫力の維持
性質:重・油・遅・冷・安定

地と水が結びついたものがカパ。結びついて構造を作り、維持します。
カパのバランスが良いときは、穏やかで落ち着いた状態になり、バランスが崩れると怠惰になり、ため込みがちになります。

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まとめ

今回はアーユルヴェーダの基礎知識として、3つのドーシャについてお届けしました。

エネルギーというと、なんだかちょっとわかりにくいと思われるかもしれませんが、自然の流れをイメージすると理解しやすいと思います。

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アーユルヴェーダの基礎知識、続きます。

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