月をより近くに感じられる時、スーパームーンがおきる満月とは!?
スーパームーンという言葉を聞いたことある方も多いことと思います。
ウルトラスーパームーン、エクストラスーパームーンなんていう、なんだか強そうな名前もあります。
スーパームーンとはどんな月なのでしょうか。
ふと空を見上げて「なんだか今日の月は大きいなぁ」と思ったら、それはスーパームーンかもしれません。
スーパームーンってどんな月?
スーパームーンは、天文学的には Perigee full moon(近地点の満月)とも呼ばれます。
月が、もっとも地球に近い地点に位置することを意味します。
地球の周りを回っている月の軌道は、正円ではなく楕円なので、地球との距離が一定ではありません。
地球と月の平均距離は、約38万km。
月が、もっとも地球に近い時は約35万km、逆にもっとも地球から遠い時は約40万km離れています。
イメージとしてはこんな感じです。
地球にもっとも月が近づくのは、だいたい年に1回ですが、年に数回近づくこともあります。
スーパームーンは、遠い地点に月があるときの満月と比べて、
直径が14%大きく、明るさも30%明るく見えるそうです。
ちなみに、地球と月の距離がもっとも短い時は、満月だけではなく、新月の時もあります。
新月は見えないため、鑑賞できる満月のスーパームーンが認知されていったのでしょう。
さらにスーパーなスーパームーン!
月が最接近している時が、満月きっかりの時間とは限りません。
月の最接近から前後1時間に、新月または満月が起こることを、
エクストラスーパームーン(またはエクストリームスーパームーン)と呼ぶことがあります。
満月のエクストラスーパームーンは、およそ18年に一度観測できます。
2016年の11月のスーパームーンは、地球にもっとも月が近づいたスーパームーンでした。
1948年以来68年ぶりの大接近とあって、超スーパームーン、ウルトラスーパームーンと呼ばれ、話題となりましたが、当日は、お天気がいまいちなところもあって、見ることができた場所とそうでない場所があったようです。
スーパームーンの時は不吉なことが起こる!?
スーパームーンの時、自然災害や暴動など、不吉なことが起きると言われたりします。
これらには科学的根拠はないようですが、月の引力の関係で、潮汐力(潮の満ち干をおこす力)の高まる時期は、巨大地震が起きる確率があがることが過去1万件のデータよりわかっているようです。
次のスーパームーンはいつ?
次のスーパームーンは、2022年7月14日!
手帳に忘れず書き込んでおきましょう!!
素敵な月との時間が待ってますね!夜空を眺めて、大きな月の光をたくさん浴びましょう!
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