3月17日魚座新月にやっておきたい欲求を手放す方法。春分の日の前に感情のケアを。
3月17日22:12、魚座の位置で新月を迎えます。
21日には西洋占星術的ニューイヤーである春分の日を迎えますから、新しい年を迎える前の徹底浄化に努めたいところですね。
「浄化」「断捨離」「手放すこと」。これらをテーマに過ごすといいかもしれません。
魚座は12星座の一番最後の星座。まるで海のようにあらゆる物事や感情を受け入れ、溶かし、そして洗い流す星座です。
魚座は感情を司る水の星座ですから、今回の新月ではぜひご自身の内側を見直し、自分にとって重荷となっている感情を手放す事に取り組んでみて下さい。
魚座新月は心のデトックス。欲求を手放す方法
先日、自分にとって好ましくない人間関係や憎しみといった負の感情を手放す方法をご紹介しました。
今回は自分で自分を苦しめている「欲求」を手放す方法をお伝えしたいと思います。1.まず最初に、「自分の中の欲求」を観察してみましょう。
どんな小さな事でも構いません。
「あのブランドのバッグが欲しい。」とか、「今の会社を辞めて転職したい」「来年までには結婚したい」だとか。
どのような欲求でもいいのです。
2.自分の中の欲求に気がついたら、今度はその欲求が以下の4つのうちどれにあてはまるか考えてみましょう。
安全欲求…将来の安定や身の安全を確保したい欲求
承認欲求…他者から賞賛され認められたい欲求
分離(一体)欲求…独立したい欲求、もしくはくっついて同化したい欲求。
例えば、「あのブランドのバッグが欲しい。」という欲求に気がついたとします。
それは、「自分の好きなものをお金やTPOを気にせず自由に身につけたい」という制御欲求なのか?
あるいは「そのバッグを持っていることで他人からうらやましがられたい」という承認欲求なのか?
もしくは「人と違う自分でいたい」という分離欲求や、「モデルの○○さんが持っているバッグ」という一体欲求なのか?
人によってその欲求の出所は違いますよね。
また、欲求の出所は一つに限らず複数組み合わさっている場合もあります。
3.自分の欲求の出所を見つけたら、今度はその欲求を手放したいかどうか考えてみて下さい。
何かを欲する事それ自体は悪い事ではありませんから、自分のなかの欲求に気がついても簡単に悪いことだと決めつけないで下さいね。
例えばオリンピック選手が金メダルを目指す欲求はその選手にとってのモチベーションにつながりますよね。
一方で、「どうしても金メダルが取りたい」という欲求がプレッシャーになってしまっている場合は、その欲求を手放した方が良い場合もあるということです。
要は自分にとってその欲求がプラスなのかマイナスなのかきちんと見定めることが重要なのです。
まずは欲求の出所を見極めること。そしてその欲求が自分にとって必要かどうかを選ぶこと。
それだけで感情のケアにつながります。
4.もし「私はその欲求を手放したい」と感じたのなら、今度は自分で自分の欲求の出所を解消してあげましょう。
例えば、「人と違う自分でいたい」という分離欲求からブランドのバッグが欲しい自分に気がついたとします。
その場合は、「私はあのバッグがなくても人と違う自分なのだ」、と声に出して宣言してみてください。
紙に書いてみても良いかもしれません。
その欲求を満たさなくても、欲求の出所は満たす事ができる自分をあえて意識するのです。
「あのブランドのバッグが欲しい」という欲求を解消するために実際にそのバッグを買って解消したとしても、また同じ“欲求の出所”から新しい欲求が生まれます。
この連鎖を断ち切るためには自分の中の欲求の出所そのものを解消してあげる必要があるのです。
まとめ
欲求は「何かが足りない」という自身の意識や思考から生まれるもの。
つまりあなたが何かを欲すれば欲するほどに、「自分には足りないものがある。」という“未完成”のラベルを貼ってしまっているんですね。
自分で自分を欠けている存在だとみなすことは、とても苦しいことだと思います。
春分の日から始まる新しいシーズンを自分にとって最高のものにするためにも。
ぜひ今回の3月17日魚座の新月では欲求の出所を解消し感情のケアをしてみて下さいね。
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