2019年5月19日蠍座満月。隠れてた宝物が見つかる日、全力で受け入れること。
2019年5月19日は蠍座の位置で満月。朝6時11分ころに迎えます。
蠍座のつかさどるもの。それは真実や生と死。隠されたもの。
広く浅く、ではなく、深く、とことん深く潜り込む星座。
かけがえのない絶対的な信頼関係を他者と築き、その人から大切なものを受け継ぐ星座でもあります。
あなたが満を持して手に入れるべき宝物を受け継いでいくような日になりそう。
さらに蠍座の支配星は劇的な変容をつかさどる星、冥王星。
もともと満月は意識や状況を変えるような大きな出来事が起こりやすいタイミングですが。
この蠍座満月では特にビッグバン!とも呼べるような大きな変化を経験するかもしれませんね。
それでは、この5月の満月が起きる瞬間の星を読み、起こりそうな影響や効果的な過ごし方、サビアンシンボルからのメッセージをお伝えしていきます☆
もくじ【本記事の内容】
5月の蠍座満月の星の影響と過ごし方
こちらが、5月の満月の星読みに使うホロスコープチャートです。
1.蠍座27度の満月。手にしたギフトを何に使う?
蠍座は「他から受け継いだギフト」を示す星座。
この満月では改めて「自分が受け取った大切なものは何か?」振り返るような出来事が起きてくるかもしれません。
家族や恋人、絶対的な信頼関係で結ばれた親友から引き継いだもの。もしくは前世から受け継いだ何か、かもしれません。
前世のカルマとか、それにともなう今生での使命とか、そういったものも考えられます。
そして。今回の満月は蠍座のフィールドの終盤、27度の位置にありますね。
次の射手座の気配が極めて濃厚な満月の日になりそうです。
蠍座では深く地中に潜り込み隠された大切なものを見つけて抱きしめます。
そして射手座にはいると、ポーンと外に飛び出し、今度は広い外の世界で新たな真理を探しに行くことになるのです。
あなたがもし、この満月で自分が受け継いだ最高のギフトに気がつくことができたなら。
それを手に、今度は広い世界へと旅立つ準備をしましょう。望ましい未来のビジョンがよりクリアに見えてくることになるでしょう。
2.太陽と水星の合。自分のなかの真実に気がつく日に
今回の満月が起きる瞬間。月に真正面から光を当てるのは牡牛座の太陽。そしてその太陽によりそうのが、メッセンジャー星、水星。
水星はあらゆる価値観をつなぐ架け橋のような役目を果たします。
蠍座の月はあなた自身の深い部分にある心の声、嘘偽りのない感情を示しますが、それをわかりやすい表現に置き換えて引き出してくれるのは水星の役目。
きっとこの蠍座満月では、あなた自身も気がついていなかったような心の声に気づくようなことが起きてくるかもしれませんね。
信頼のおける大切な人にだけ、あなたのその思いをそっと打ち明けてみて。思いを共有することで新たに得られるものがあるはずです。
3.金星、天王星の合。決定的な変革力が宿る日
今回の満月が起きる蠍座は、劇的な変容をもたらす冥王星が支配星!何か大きな変化を経験するかも!?
なんてことを冒頭に書きました。
そんな変革ムードをさらに後押ししてくれるのが、牡牛座で重なる金星と天王星のコンビネーション。
金星はキラキラ、ワクワクしたキモチをつかさどる愛と美の星。
そして天王星は古い考えを葬り新たな価値観をもたらす自由と変革の星です。
ころっと状況が一変するようなイベントが起きやすい時期になります。
もしあなたが今現在、何か停滞している状況にモヤモヤした感情を抱えているならば。
この蠍座満月の変革力を利用しましょう。
思い悩んだりシリアスになりすぎるのはNG。
肩の力を抜いて、ワクワクしながらちょっとやり方を変えるだけ。
意外とあっさり突破口が見つかるかもしれませんよ。
5月の蠍座満月のサビアンシンボルは
1.月のサビアンシンボルは「自分の領土に近づく妖精たちの王」
蠍座第6グループ:依存していた対象から独立するためのあがき
蠍座は、他者と深いところで融合しひとつになるサインです。ひとつになるということは、新しい変容も意味します。
ひとつ前の天秤座の世界とは違って、蠍座の世界には自分と他者の間に境界がありません。
自分に足りない要素を求め、その対象と完全につながってひとつになります。それも見えないところで深くつながります。深くつながった上で、より完璧な自分を創造しようとします。
この蠍座28度がある蠍座の第6グループは、それまで足りないものを補ってきた対象物から離れようとする試みをします。一体化しているため、それは容易ではありません。
今回の満月で、月がある蠍座28度のサビアンシンボルは「自分の領土に近づく妖精たちの王」です。
妖精とは、植物や動物に宿っているとされている「精霊」や「気」のようなもの。見えないけれどあると信じられているもののことを表しています。
蠍座28度という成熟した度数ですから、妖精は色んな経験を積んで「王」となりうるスキルを身につけて、自分の領土へ戻ろうとしているところが想像できます。
2.サビアンシンボルからのメッセージ
蠍座28度のサビアンシンボル「自分の領土に近づく妖精たちの王」には、どんなメッセージが込められているのでしょうか。
王となりうる経験を経た妖精が、自分の領土へ戻ろうとしています。その経験とは、自分に足りない要素を求め、その対象と一体化し補ってきたこと。
その経験を携えて、自分が作り上げてきたもの(自分の領土)へ目を向けることで、自分というもののあり方を理解します。
そして、自分の人格はこれまでの経験に基づいていることにも気づきます。
このサビアンシンボルには、自分が育ててきた自分の人格を認め、自分の世界で自分自身が王となり、自分の国を守っていこうというメッセージが込められています。
そこにはもう足りないものを補うための対象物は必要なくなります。自分の国を守るには、自分の内側にある自分を信じればいいのです。
3.おすすめアクション。キーワードは「自分への忠誠」
この蠍座の満月の時に必要になってくるのは、自分への忠誠です。
蠍座の終わりの方の度数で起こる満月は、射手座へ向けての準備をはじめています。射手座へ向けての準備。それは旅じたくのようなもの。
あなたの人生の旅に最低限必要なものはなんでしょうか。それを自分に正直に、そして自分を信じて、思い描いてみる時です。
この時、あなたの内側には明確なビジョンが訪れるでしょう。それをもたらすのは、サビアンシンボルで言うところの妖精、つまり目に見えない力=スピリットかもしれません。
今回の蠍座の満月の前日5月18日に、ウエサク祭がインドやタイ、スリランカなど、仏教が信仰されている国で開かれます。
このウエサク祭は、ブッダの生誕の日、悟りを開いた日、そして入滅した日が春の満月であったことから、インドの暦によって4月か5月の満月に行われます。インドの暦には、「Buddha Purnima / Vesak」と掲載されています。
日本では鞍馬寺でウエサク祭が行われていて、天界と地上の間に通路が開け、宇宙から強いエネルギーがふりそそがれるといわれているためか、スピリチュアル界隈では特別な満月と言われているようですね。
ブッダが悟りを開いたのは、ブッダガヤにある菩提樹の下。ここで深い瞑想をして悟りを開きます。
この蠍座満月の日は、ぜひともブッダに見習って1人になる時間を持ちましょう。瞑想ができる人は瞑想することをおすすめします。
1人でリラックスして過ごす時間を持つことで、自分の内なる声に耳を傾けることができ、自分が心から求めるもの、そして信頼する自分、愛すべき自分に気づくことができるでしょう。
まとめ
変革の気配に満ちた蠍座満月。今回ご紹介した星の影響やサビアンシンボルのメッセージを取り入れて、満月の力を効果的に自身の生活と願望成就に活かしていきましょうね☆
そして。来月は楽しさ全開の双子座新月と射手座満月がやってきますよ〜
6月の双子座新月&射手座満月の個別の過ごし方や新月の願いごとの例文をお届けする鑑定「わたしだけのムーンガイド」、締切は今回の5月19日の満月の日です。
詳細はコチラの記事をご参考に。
また、noteの「12星座別・蠍座満月に価値あるものを手にするために」の記事も、この5月19日の満月に合わせて公開されますので、こちらもLife with the moonのnote一覧ページで確認してみてくださいね☆
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それでは。月によりそい、すてきな満月を迎えていきましょう♡
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