月と関係の深い天然石はどれでしょう?-占星術と天然石のお話-
手軽にお守り代わりに身につけられる天然石(パワーストーン)。シリコンゴムに天然石ビーズを通したパワーストーン・ブレスレットを身につけている人も多いですよね。金運にはタイガーアイ、恋愛運にはローズクォーツなど、天然石ごとにもたらされる効果もだいたい決まっているようです。
占いと天然石は深い関係がありそうに思えます。しかし実際のところ、西洋占星術に関してはハッキリと天然石と12星座や10天体の関連性が体系づけられているわけではありません。(※インド占星術では定められています)天然石の本に対応星座などが書かれていることもあるのですが、本によって書いてある内容は異なります。
ちなみに誕生石というものがありますが、あれも元々はアメリカの宝石商組合が宝石を売るために作りだしたマーケティング戦略。占星術の知識が反映されているわけではないので、誕生石を身につけたからといって運気が上がるという事でもないようですよ。
月と関係の深い天然石はこれだ!!
天然石と西洋占星術の関連性はハッキリと定められていません。しかしながら、天然石ごとの由来や性質、効能と、西洋占星術における天体や星座の性質を照らしあわせて対応させる事は可能です。
今回は「月」に対応する天然石をご紹介したいと思います!
1.ムーンストーン
photo by charkhastore
その名の通り、月の光のパワーを宿した月と女性性を象徴する石、ムーンストーン。日本語では月長石(げっちょうせき)とも呼ばれています。
ムーンストーンの表面にできる光のスジが月の光に見立てられたのが名前の由来のようですね。女性性を高める石です。品のあるムーンストーンは女性への贈りものには最適です。
2.パール
母性的なパワーを秘め持つ人を包むこむパールは、同じく「母性」を象徴する月と深い関係があります。
月は蟹座の支配星、パールも蟹も海が育む命ですし、蟹もパール貝も固い殻に覆われているので、そこも共通していますね。
月の落とした光のしずくが貝の中に宿ったものがパールになったという伝説もあります。
母体=貝に守られて少しずつ成長するパールは特に守護と癒やしのパワーが強く持つ人をじっくりいたわってくれる天然石です。
3.ラリマー
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近年、最高のヒーリング効果を宿すパワーストーンとして人気の高い空色の天然石、ラリマー。月というよりは海王星に近いパワーを感じますが、美しい海のエッセンスを宿している点や母のような癒やしと包容力がある点は月と共通していると言っていいでしょう。
ラリマーはカリブ海に浮かぶ島国、ドミニカ共和国で産出される石です。カリブ海の青い海のように美しく澄んだ青色と白い網模様が特徴です。
4.インカローズ
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インカローズの別名はロードクロサイト。人生をバラ色に輝かせる愛の石と呼ばれています。恋愛運にはローズクォーツがいいと言われることが多いのですが、このインカローズはさらに深く潜り込む愛情の石です。母性を象徴する月と共鳴する部分も多いと思います。
他者から受取る愛、そして与える愛が信じられなくなってきたら、このインカローズを身に着けてその痛みを癒やしてあげられるといいですね。
以上、月と対応する天然石のご紹介でした。月は母性を象徴する天体。まるで母の胸に抱かれるように心を鎮めたい時、何より安らぎを求めるときにはこれらの石を身につけるといいでしょう。眠るときに身につけるのもいいですね。
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