月の満ち欠けと12星座を活かしたプランニングメソッド。年間スケジュールの立て方【前編】
年の瀬もせまり、来年のことをそろそろ考える時期になりましたね!
私たち、Life with the Moonでは、単純におまじない的な要素を切り取ったメソッドではなく、月の満ち欠けを実生活で無理なく“現実的に”取り入れる方法をご紹介しています。
以前、PDCAを取り入れた願いごとの考え方やGTDをもとにした満ち欠けにあわせたスケジュール術のご紹介をしました。
月の満ち欠けは約29日で1サイクルです。この29日間のうちにこれまでご紹介したメソッドをくり返し行って行くことで、スケジューリングも楽になりますし、願いごとを実際の行動へ落とし込んで行くことが可能です。
ですが、いわゆる自己実現には長期的なスケジューリングが不可欠ですよね。会社ならばまだしも、プライベートで○年後…という長期計画を立てても、なかなかうまくいきません。
毎月の新月に願いごとを書いているけれど、願いごとを書くだけで終わっているという方へ、月の満ち欠けと西洋占星術のサインの特性を取り入れて、一年間を通して効率良くプランニングをするメソッドをご紹介したいと思います。
今回はその考え方をお伝えします。なぜ考え方が重要なのかというと、どんなメソッドを使っても、考え方がきちんとしていないと続きません。
色んなメソッドがありますが、それを実践できている人はどれくらいるでしょうか。多くの人が計画しても実行に至らずに頓挫したり、計画の段階で挫折したりしているのです。
来年の計画を立てようと思っている方は、ぜひ年内に今年の総決算を行い、来年からこの方法をぜひ取り入れてくださいね!それでは今回はスケジュールを立てるための準備として、まずは基本となる考え方をおさえておきましょう。
年間スケジュールは必要なのか?
まずは根本的なところから…。年間スケジュールを重要視している人はどれくらいいるでしょうか。
目先のことに追われていると、1ヵ月〜数ヶ月はまだしも1年先のことは、ずっと先のことに思えてしまいますよね。
でも、1年ってあっという間ではないですか?想像しているよりも早いスピードで時間は過ぎ去ってしまいます。特に現代社会は、情報も流行もすごいスピードで盛り上がり、そして廃れていきます。1年前に流行ったものがすぐに懐かしいものになってしまう。
そういうものすごくスピードの速い時間の渦の中に私たちはいるのです。ただ何となく1日を過ごせば、何となく1カ月を過ごしても何も思わず、さらに1年を過ごし、5年、10年と経ってしまいます。
何となく過ごした1日や1カ月があることを悪い事だとはいいません。ですが、もし何か成し遂げたいものがあるならば、一歩一歩進んでいかねばなりません。それには、最終ゴールを見据えた上で、どのような行動をとるべきかを自分で把握しておく必要があるのです。
そのためには、1週間、1カ月というスパンではなく、少なくとも1年先を見据えて計画をしていきましょう。
年間スケジュールを立てることで、次に取るべき行動を把握することができる!
月の満ち欠けをスケジュールに取り入れるメリット
西洋占星術の考え方と、月の満ち欠けを取り入れるメリットをご紹介します。
まず、月がリマインダーの役割をしてくれます。そこに西洋占星術のサインのもつ特性を取り入れることで、星の動きにあわせた年間スケジュールを楽しく立てることができます。
このサイトをご覧のみなさまは、新月に願い事を書いている方も多いですよね。その願い事を叶えられている人、叶えられてない人、さまざまだと思いますが、新月の願い事を単なるおまじないにしてしまってはもったいないのです!
植物の一生を考えてみましょう。種から芽を出し根を生やし、葉を茂らせてやがて花を咲かせ、果実を実らせてまた次の種になる。こうしたサイクルが地球上の生物には備わっています。
私たちも、同じように身体の中にサイクルを持っています。身体の中の細胞は生まれ変わりながら成長し、そしていつかは終わりを迎えます。
月の満ち欠けも新月〜満月〜次の新月と満ち欠けを繰り返し、そして1年も牡羊座〜魚座と言う流れで同じようにくり返します。
昔、暦は特別な上流階級の人たちのもので、一般庶民は暦を使っていませんでした。一般庶民は暦ではなく、月の満ち欠けをもとに暮らしていました。農暦が月の満ち欠けを使っているのは有名な話です。
星と月の動きを取り入れた暮らしは、身体も心も無理のない自然の摂理に沿うことができるということ。月の満ち欠けとサインの持つ特性を用いて、ストレスの少ないスケジューリングが可能なのです。
月の満ち欠けとサイン特性をスケジュールに用いることは、自然のサイクルに沿った暮らしをするということ!
目標達成のために必要なマインド
自己啓発っぽい響きに聞こえるかもしれませんが、目標を達成するためには必要なマインドがあります。
マインドその1「できないことを数えない」
日本人の多くは、みんなが等しくできることを美徳とする教育を受けてきています。あなたも親や先生からこういう風に言われたことがないでしょうか。
「みんなやっていることなのに、あなたはどうしてできないの?」と。
そう言われていると「あの子はできるのに自分にはできない。自分はダメな子だ。」という刷り込みが生まれます。大人になってからも、ついできないことを数えてしまう。それでは、自己評価はあがりません。
自己評価が低いと計画を立てても実行に移すことができなくなります。わかっているのに進むことができない。そういう人も少なからずいらっしゃるでしょう。わかっていても進むことができないのは、進んだ先が見えないという不安があるからですよね。
それでは、ここで質問です。先が見えないのは、あなただけでしょうか?
答えは「いいえ」ですよね。特殊な能力を持った人は別として、普通の人には先のことはわかりません。
わからないから、自由に計画ができて自由に行動ができるのです。そんな簡単なことではないですか?だとしたら、簡単なことからやってみましょう。
マインドその2「簡単なことからとにかくやってみる」
あなたが自己実現をすると、不都合な人が周りにいるでしょうか?いませんよね。
自分でやる大抵のことは自分で責任を取ることができます。人に迷惑をかけるようなことは、そんなにないはずです(会社の重要なポストに就いているという方は別かも知れませんが…)。
簡単なことから実行して行くことが、達成感を生み自己評価をあげていくことに繋がります。
例えばあなたが英語をしゃべれるようになりたいと思ったら、英会話教室の資料を取り寄せる。とても簡単ですよね?この小さな積み重ねが次の実行力を生み出します。
マインドその3「振り返りはできないことを反省することではない」
年間スケジュールを立て、細かい計画をして簡単なことから実行し達成したら、次の計画を立てることになります。
次の計画を立てる時に、大切なのは振り返りをすること。新月の願い事を書いたら、満月に振り返りと感謝をと常々言っているのは、このためです。
ですが、振り返りとなると多くの人は反省をしてしまいます。振り返りは、反省を促すためのものではありません。反省が全く役に立たないとは言いませんが、反省よりも達成したことを振り返った方が、自分を否定することなく次のステップへ楽しく進むことができます。そして、そこに達成の秘密が隠されていることが多いのです。
振り返りは、反省することではありません。それを忘れないようにしてくださいね。
未来のことは誰にもわからない。とにかく簡単なことからやっていき、出来たことを振り返る!
まとめ
まずは、前編として、年間スケジュールの必要性、月の満ち欠けや星の動きとあわせることの意味、そして目標達成のためのマインドについてお伝えしました。
後編では、具体的なスケジュールの立て方をご紹介します。それまでに、上にご紹介している過去記事を読んで、ウィッシュリストを思うままに埋めてみてください。
ウィッシュリストは下のリンクからダウンロードできます。
WishList100
後編では、ここで書いたリストをジャンルわけして具体的に計画を進めていく方法をお伝えします。お楽しみに!!
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