月はあなたにとってのライナスの毛布。触れていると安心する手放せない”モノ”。
あなたには、「これがあると安心するんだよね」とか、「ここにいるとリラックスできる」といった場所やものはありますか?
子どもの頃からの習慣、なぜか手放せないもの、なくなると不安になるもの、していると安心すること。
こういった執着や依存の対象を、心理学用語では「ライナスの毛布」「セキュリティ・ブランケット」と呼びます。スヌーピーの漫画、ピーナッツの登場人物ライナスが常に毛布を抱えていることからこの名前がつきました。
占星術における「月」のテーマを語る時に、ライナスの毛布が引き合いに出されることがあります。
占星術における月は、あなたにとっての安心を感じる領域、「個人的ライナスの毛布」を表しているのです。
月はあなたにとっての安全基地
まず、ご自身の月星座を知らないという方は無料のホロスコープサイトなどで自分の生まれた時の月が位置する星座を調べてみて下さいね。
月星座が表すテーマは、あなたにとっての心から安心出来る場所だと言えます。
たとえば月星座が双子座の方は、とにかく情報や文字、言葉に触れていないと落ち着かない傾向があるようです。
ネット中毒になったりどこに行くにも本を手放せない人だったりしますね。
母性や家庭をテーマにもつ蟹座の人は、自分の家で引きこもっている時間を取らないと落ち着かないという人が多いです。
一点集中型の蠍座の人は、かなりマニアックな自分の趣味に没頭する気質がありそうです。
12の月星座別の安心テーマ一覧はこの記事の最後でご紹介しますね。
月星座を満たしてあげることがやっぱり大事。
自分にとっての安心領域である月星座のテーマを満たしてあげることは、自分の根っこを地中深くに張り巡らせることでもあります。
西洋占星術では基本的に、月を含めて10個のメジャー天体の配置を観て占います。そのなかで月は他の星たちに養分を送る基盤となる星です。自身の月星座の領域が満たされないままではその他の星の影響を十分に活かす事ができないというわけです。
なんだか気分が晴れなかったりモヤモヤしたり。そんな時はもしかしたら自分の月星座の領域=根っこを十分に満たす事ができていないのかもしれませんよ。
12の月星座別の安心テーマ一覧
牡羊座:刺激的なもの。新鮮さを感じられる新しいもの。未知の領域。
牡牛座:五感が喜ぶ美しくて良い香りがするもの。おいしいご飯。
双子座:情報や言葉、文字。
蟹座:自分の家や部屋。他者が入って来ない領域。
獅子座:自分が最高に輝けるステージ、目いっぱい自己主張出来る場所。周りからの賞賛。
乙女座:整理整頓。病院やサロンなど。
天秤座:風通しの良い場所。適度な距離感で繋がり合う関係。平等と対等。
蠍座:没頭できるマニアックな世界。ダークサイド。オカルト。
射手座:外国に関係するもの。海外。哲学や広い視野。
山羊座:ルーティーン。コツコツ。安定した地盤をもつ会社や団体。
水瓶座:個人が個人でいられる自由。尾崎豊。俺は俺、な姿勢。
魚座:夢と空想とロマン。酒やスピリチュアルに依存する人も多いので要注意。
疲れている時こそ月星座を満たしてあげて
なんだかやる気がでないな、調子が出ないな。そう感じる時こそ、自分の月星座の領域をゆっくり時間をとって満たしてあげてくださいね。
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