第4話:結婚に出産。世間の「しなきゃいけないプレッシャー」に耐えられませんっ!の巻
チャンドニー照子の月星座鑑定により、すこしだけ気分が晴れた主婦、玉夜。今回は玉夜がパート仲間のアケミを連れてやってきました。
こんにちはー。照子先生。今日はパート仲間を連れてきました〜。
玉夜
こんにちは。 玉夜ちゃんと同じスーパーでパートしてます。38歳主婦アケミです。
アケミ
いらっしゃい。アケミさん。なんだかあなたもスッキリしない迷える子羊のような顔つきねえ。何か悩みでもあるのかしら?ご家庭のことかしらね?
照子
そうですね…。私も玉夜ちゃんと同じく子どもがいないんです。子ども欲しいなって思ってた時期もあるんですけど、色々あって、もう難しいかな〜って思っていて。
アケミ
子どもいないと世間の「子ども産め産めプレッシャー」にはウンザリするけどねえ。
玉夜
そうそう。婚活だの妊活だのって、女は目に見えない圧力を常にかけ続けられてる感じだよ。
アケミ
そうねえ。時代が変わって「女性は結婚して子ども生むべき」、っておおっぴらに言えなくなってきたからね。そうやって社会が遠回しに女性にプレッシャーを与えてる部分はあるかもしれないわね。
照子
結婚したのは7年前なんですけど、結婚前はずっと「結婚はしてるの?いつするの?」ってまわりから言われるじゃないですか。それで結婚したらしたで、 今度は子供のことをまわりから言われて、なんだかすごくストレスで…。
もう、ほっといて欲しいなって思って。 親戚づきあいや義理の両親ともうまくいってないんです。
アケミ
子どもがいないことで義理の両親やまわりの親戚とうまくいってないのが悩みなのかしら?
照子
うーん。それも悩みのひとつではあるんですけど、それよりも、子どもがいないと、なんか社会に貢献できてない感じがするっていうか…。 社会の枠の外にいるような気がするんですよね。
子育てが大変なのはわかるんです。でも、ママをサポートする団体や施策はいろいろあるけど、ママじゃない女性をサポートしようって話はあまり聞かないですよね。
ママじゃないと、世間から置いてけぼりにされてる感じがするんです。
ママじゃない専業主婦は、暇なくせに何やってるんだっていう目で見られるし…。
アケミ
でも、ちょっとアケミさんは気にし過ぎかもしれないわよ。ママになったらなったで、今度は独身女性や子どものいない女性をうらやましく思うようになる人も多いしね。
ママのサポート団体を気にするってことは、もっと社会と関わりたいという気もちがあるのかしら?
照子
いやー、ところが、特に働きたいわけじゃないんですよ。家にいて、自分の好きなことやったり気合い入れて家事をしたりしてるのもそれはそれで充実してるし。
でも、まわりの人からは毎日何やってるの?って思われてそうだし。そう思われるのが嫌で、とりあえずパートに出てます。少しでもパートしてれば、何も言われないじゃないですか。
アケミ
なんだか、あなたはまわりの人がどう思うか、すごく気になっているようね。 まわりの人の言うことを気にしなくていいのよって言っても、気になるんでしょ?
照子
はい…。気にするなと言われても気になってしまいます。まわりの人の心の中はわからないし、本当はどう思われてるか気になってしかたないんです。
アケミ
先生!なんだか、その原因はアケミちゃんの月星座に隠されていそうじゃないですか!?
玉夜
さっすが、わかってるわね。玉夜さん。じゃあさっそくアケミさんの秘められた欲求や心の内側を月星座でひもといてみるわ。 生年月日と生まれた時間を教えてちょうだい。
照子
えーと、1979年7月11日15時23分、東京生まれです。
アケミ
オッケー。どれどれ。ふーん…。あなた、もしかして若い時ヤンチャしてなかった?元ヤンっていうのかしら?
照子
えぇっ!な…なんでわかったんですか!?
アケミ
(まじか…。逆らわないようにしとこ…。)
玉夜
ふふふ、ちゃーんと星に表れてたわよ。アケミさんの悩みの原因もやっぱり月星座に解決のヒントがありそうだわ。詳しくは次回お伝えするわね。
照子
先生!お願いします!
アケミ
次回、照子先生が元ヤン・アケミのお悩みを月星座でスバッと解決していきます!
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