【2018年10月9日天秤座新月サビアンシンボル】相手の話を良く聞き、本当の自分を掘り下げる
2018年10月9日 PM12:47に、天秤座で新月を迎えます。
天秤座を象徴するのは、天秤という名前からもわかるように「バランス」です。他者と自分、人との関わりのバランスを取っていくのが得意なサインです。
それでは、下半期のスタートである天秤座で起こる新月をサビアンシンボルから読んでみましょう。
2018年天秤座新月のサビアンシンボルは…
今回の天秤座新月は、天秤座15度48分で起こります。天秤座16度のサビアンシンボルは「流されてしまった船着き場」です。
嵐の後、あるいはまだ海は荒れているのかもしれません。船着き場がないので、船がたどり着いても、船に乗っている人は陸にあがることができず、陸にいる人は船に乗ることができません。
西洋占星術は、魂の成長の物語として、牡羊座から始まり魚座で終わりまた牡羊座で始まる…という物語の繰り返しになっています。
サビアンシンボルでは、特にそのサインの半ばから、ホロスコープの対抗にあるサインの影響を受けていると考えます。
この天秤座16度では、対抗にある自己主張の強い牡羊座の影響を受けて混乱してしまい、天秤座の特徴であるバランス感覚を崩してしまいます。
船着き場が流され、船に乗ることも陸に上がることもできない状況は、天秤座らしさが傷つき、どうしたらいいのかわからない状況を表していると言えるでしょう。
2018年天秤座新月の影響と過ごし方
今回の新月のチャートを見てみると、アセンダントのすぐ側に、破壊と再生の星である冥王星があります。
この冥王星が、新月にプレッシャーを与えている形をとっているため、天秤座の世界である対人関係や人と人との広いつながりの中で、抗えない衝撃を受ける可能性があるかもしれません。
天秤座のルーラーである金星は、10月6日より逆行を始めます。この金星があるのは木星がある蠍座。
木星は、傷ついたヒーラーであるカイロン（キロン）と調和関係を作っています。
蠍座で逆行する金星は、自分の内側を深く掘り下げて本当の自分を見ることを積極的に促しているようです。
深く傷つくことが起った場合も、そこから逃げてもまた同じ状況はやってきます。目をそらさず、目の前で起こったことを掘り下げて行くことが必要ですよ。
この時期は、カウンセラーになったつもりで人の話を良く聞くことを心がけましょう。たとえバランス感覚を失ったとしても受け止める努力をすることで、広い視野で物事を見つめられるようになれるでしょう。
この新月から1ヵ月は、蠍座木星期の総仕上げです。輝かしい射手座木星期を迎えるための準備だと思って、過ごすことが大切ですよ。
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