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【新しく生まれ変わる日!?】約30年に一度のプログレス新月を迎えました

 







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星とカードの翻訳家。九星気学アドバイザー。情報の行き来していない大昔に、世界各地で自然発生してきた風習を見ると楽しくて楽しくて震える。2007〜2009年、母の介護をしながらインドと日本を行ったり来たり。2012年からインド在住。2017年帰国。インド人にインド人みたいだと言われるインド顔!前世は鹿。担げるゲンはとりあえず担いでみよう主義。
月と星の道しるべAstroCompass」にて、西洋占星術全般、九星気学、カードリーディングの鑑定受付中!
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こんにちは。YASUYOです。

私事ですが、先日プログレスの新月を迎えました。プログレスって何?というところから説明しますね。

プログレスとは?

いわゆる易学や占星学の類では、いろいろな情報を元に、その人の持つ性質を鑑定したり、運勢を鑑定したりします。

西洋占星術も同様に、生まれた時のチャートを読むだけではなく、いろいろな読み方があります。
普段私たちが良く目にしているものは、地球を中心にして他の天体の位置をもとに読むものです。

この読み方では、生まれた時のホロスコープ(出生図、ネイタルチャート)で、その人の持つ性質や運勢を読み、現在の天体を表した経過図(トランジットチャート)をもとに、地球にもたらされる影響を読みます。

私たちが、普段、Life with the Moonでお伝えしている「月もよう」や、新月や満月の情報は、この経過図(トランジットチャート)を元に読んでいます。

出生図と経過図を読む以外に、もうひとつ、進行図(プログレスチャート)というものを読む方法があります。

出生図や経過図では、太陽は約1カ月で1つのサインを動き、1年で12個のサインをひとまわりしています。つまり、おおよそ30日で各サインを動くわけですから、1日に1度ずつ進んでいることになります。

人の1年後の運勢を予測するには、生まれた日の翌日のチャートを読むとわかるという考え方(一日一年法)のもと、読まれるのが進行図(プログレスチャート)なのです。

この進行図(プログレスチャート)では、未来を読むのですが、例えば1985年4月1日の人の20年後(20歳頃)の運勢を読むには、生まれた日の20日後のチャートである、1985年4月21日のチャートを読むことになります。

通常、太陽は約1日に1度進みますから、20日後のチャートでは、太陽が生まれた時の度数プラス20度に位置していることになります。その他の天体は、太陽の動きから割り出した比率で計算します。

進行図(プログレスチャート)を読む時、一番注目する天体は太陽と月。その他の水星、金星、火星も読むこともありますし、出生図(ネイタルチャート)や経過図(トランジットチャート)もあわせて読んだりもします(動きの遅い天体は、生まれた時から場所が大きく動かないので読まないことが多いです)。

このサイトでは、あまり専門的な言葉を使わずに、わかりやすく記事を書くことを目標にしているので、ネイタルとかトランジットという言葉を使いたくないのですが、以下、出生=ネイタル、経過=トランジット、進行=プログレスとして話を進めさせていただきますね。

自分の人生のテーマを知るプログレス

プログレスでは太陽と月に重きを置いてチャートを読むとお話ししましたが、いつも私たちが記事内でお話ししているように、「太陽=顕在意識、社会的な顔、目的」、「月=潜在意識、内側の顔、心」を司っています。

プログレスでは、太陽の1日分を1年と見なしますから、プログレスの太陽からはその1年間でとりくむ社会的テーマや目標を読むことができますし、プログレスの月からは、そのテーマにおける内面的な意識や具体的な状況などを読むことができます。

プログレスの新月は人によって迎える時期が違う

人の顔が同じでないように、ネイタルチャートもひとつとして同じものはありません。ですから、プログレスチャートも人それぞれ。

プログレスの新月も人によって迎える時期は様々で、生まれた直後の人もいれば、30年後の人もいます。

人生二度目のプログレス新月

今回、私は人生二度目のプログレス新月を迎えました。先日の7月5日のことです。

数ヶ月前から、このプログレス新月を迎えることがわかっていたのですが、自分のチャートって後回しになってしまいなかなか読めなくて、少し前にサビアンシンボルなどもあわせてちょっとずつ読んでいました。

一度目のプログレス新月は10代半ばの時。私のネイタルの8ハウスで起こりました。
8ハウスと言えば「他者との共有・絆、死と再生、遺産」などがテーマ。
集団行動はもともとあんまり得意ではないのですが、他者と深く関わっていくことを余儀なくされ、また自分自身もそれを楽しんでいた時代だったと思います。
そして太陽が8ハウスの終わりにさしかかった頃に母親を亡くし、ちょうど8ハウスの終わりに来た頃に父親を亡くしました。

ハウスは、終わりの5度くらいから次のハウスのテーマもあわせて読むのですが、8ハウスの終わりにさしかかった頃は、今から11年程前。インドへはじめて行った頃になります。
その前から海外へは行っていましたが、旅行ではなく生活をしたということが、大きな節目だったと思います。

そして今回の二度目のプログレス新月。今回は、9ハウスでの新月でした。
さかのぼると、太陽は5年程前に9ハウスに入っています。9ハウスは「広い視野、学問、思想、海外」などがテーマ。
その頃、私はインドにいたのですが、もともと民俗学が好きだったこともあり、インドの文化や工芸、宗教観などに惹かれて、好奇心の赴くままにアーユルヴェーダをはじめとした知識を学ぶことになります。
思えば西洋占星術の入り口に立ったのもインド在住時でした。

 

プログレス新月は生まれ変わりの時!?

プログレス新月来るじゃん!と思ってから、プログレス新月を迎えたみなさんが体験を記したものがないかと検索したのですが、あまりシェアしてる人がおらず、数少ない体験談には「体調を崩した」「発熱した」という体調に関するものがありました。

私はそんなことなさそうだな〜って思っていたのですが、7月4日を終えて5日の午前2時頃、寝ようと横になってから胃がムカムカし始め、その日は眠れず朝までずっと吐いていました。
その時にタイミング悪く何か食べものにあたったのか、このプログレス新月の浄化だったのか…原因はわかりません。

プログレス新月は生まれ変わる時と言われています。次の30年間にむけて新しく動き出すときですね。

人生は前段階を受けて次の段階がある…「時の流れ」ですから、蝶がさなぎから成虫になるような明確な生まれ変わりはありませんが、9ハウスにプログレスの月が入った時期をさかのぼっていったら、九星気学や海外取引に関する勉強を始めた頃だったんですよ。

まさに自分の活動の場が9ハウスになりつつあるということに驚きました。
もっと早くプログレスチャートを読んでみれば良かったです(笑)

過去の私は、占星術などの世界やいわゆるスピリチュアルなことは、否定もしないけど全面的にのめり込むこともしないというニュートラルなスタンスを貫いていたのですが、今では「星には抗えない」ということを実感しています(笑)

このサイトの共同運営者であるAYAKOちゃんに、このプログレス新月の話をしていたら「もう受け入れましょうよ」なんて言われている今日この頃です。

新月ですから月と太陽が同じ位置(コンジャンクション)にあるのですが、加えて、金星と水星もコンジャンクションしているという今回の私のプログレス新月チャート。
サビアンシンボルなどもあわせて読むと、腑に落ちることが多々あったのですが、個人的なことなので割愛します(笑)

そういえば何かの本を読んでいた時に「プログレス新月の前2年程は、目標を失って無気力になり、惰性で生きてしまいがち」と書いてありました。笑うしかない!です(笑)

プログレス、これからの人生のテーマを知るには外せないと言ってもいいほどおもしろいですよ。
このおもしろさをみなさんにもお伝えすべく、プログレスの鑑定を今後、メニューに追加できるようにしたいと考え中です(いつになるかは未定ですが…)。

みなさんも興味があったら、プログレスチャートを調べてみてくださいね。

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