特別な満月、ブルームーン
今では、ブルームーンという言葉になじみがある人も多いですよね。
ひと月に起こる2番目の月はブルームーンと呼ばれ、特別な満月として知られています。
2018年1月31日に起こる満月は、この月2つ目の満月。ブルームーンです。
今回は、そのブルームーンについてお届けします!
私たちはひと月に2回起こる満月の2番目の満月という認識ですが、ブルームーンの定義はいくつかあります。
青く見える月
かなり希に、大気中のガスやチリの影響で月が青く見える現象があるそうですが、天文学にはブルームーンという用語はありません。
青く見える月が滅多に見れないことから、19世紀半ばには、Once in a blue moonという慣用句が生まれました。「極めて稀なこと」「決してあり得ないこと」という意味です。
実際に見ることができたら、かなり幻想的でしょう。見てみたいものですね。
農業に使われた暦の上でのブルームーン
アメリカのメイン州で農業に使われている暦では、季節を4つに分け、その月に起こる満月それぞれにEgg Moon、Milk Moon、Harvest Moonなど名前がつけられています。
分けられた季節は3カ月ずつになるため、通常は3回満月が起こることになります。
1ヶ月は約30日ですが、月の満ち欠けは約29.5日。
暦の上での1ヶ月が月のサイクルより少し長いため、1年に13回満月が起こる年が出て来ます。
この13回の満月のうちのひとつが、ブルームーンになります。
この場合のブルームーンは、太陰太陽暦による閏月と同じように2〜3年ごと起こります。19年に7回起こる計算ですね。
ひと月に起こる2つ目の満月
私たちになじみがあるブルームーンは、このひと月に起こる2つ目の満月のことを指します。
これは、先に紹介したメイン州の農暦を1946年にアメリカの天文雑誌「Sky & Telescope」に紹介した際、ブルームーンがひと月に起こる2番目の満月であると掲載されたことに由来します。
後にそれが誤解であったと確認されているそうですが、それが広まって知られるようになりました。
この場合のブルームーンも2〜3年間隔で起こります。
誤解であったとはいえ、希にしか起こらないことには代わりありませんね。
今回のブルームーンの前のブルームーンは、2015年の7月31日。2年半ぶりのブルームーンとなります。
ちなみに、2015年の前は2012年の8月でした。
2018年はなんと1月と3月にブルームーンが起こるんですよ。
1月31日の満月から次の満月が29.5日…と数えていくと、2月が28日で月の満ち欠けの周期より短いため、2月には満月は起こりません。よって、3月の初めと終わりに2回満月が起こることになります。
近い間隔で2回ブルームーンに会えるなんて得した気分になりますね!
2018年1月のブルームーンは獅子座で起こります
今度のブルームーンは、獅子座で起こります。
1月2日のスーパームーンに続き、今年2番目に大きな満月です。
獅子座のテーマは、「自己表現」「自分らしさ」です。
これまでの自分に感謝し、自分を信じて、自分の思うままに生きる姿をイメージし、このブルームーンを迎えてくださいね。
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